日韓の局長級が協議…「韓国産水産物への差別措置になってはならない」

日韓の局長級が協議…「韓国産水産物への差別措置になってはならない」
外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と韓国外交部の金丁漢(キム・ジョンハン)アジア太平洋局長は5日、東京で会談し、徴用工をめぐる韓国裁判所の判決など両国間の様々な懸案について話し合った。
特に韓国の金局長は、先月30日に日本政府が発表した輸入水産物の検査強化措置について、韓国産水産物に対する差別措置として運営されてはならないという点を日本側に要請した。
韓国では、日本政府の水産物検査強化措置が韓国による福島県産水産物などの輸入禁止措置を認めた世界貿易機関(WTO)の最終審判断が出た直後に発表されたことから、韓国に対して報復措置ではないかとの見解が支配的だ。
一方、日韓の両局長は、外交当局間の緊密なコミュニケーションに基づいて、両国関係の改善のために一緒に努力していくことにした。