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欧州中央銀行、「Facebookのリブラに迅速な規制が必要」

欧州中央銀行、「Facebookのリブラに迅速な規制が必要」
■ECB,「リブラへの迅速な規制が必要」
欧州中央銀行(ECB)がFacebookの独自仮想通貨「リブラ」に対し規制当局の迅速な対応を要求した。
ECBの執行委員であるブノワ・クール氏は7日(現地時間)、これまでの金融機関の新技術を採用速度が遅かったという点を指摘しながら、「Facebookのリブラなど新しい金融サービスに対する規制当局の迅速な対応が重要だ」とし「ECBがより早く動かなければならない」と強調した。
一方、ECBの現総裁マリオ・ドラギ氏の後任に指名された国際通貨基金(IMF)専務理事のクリスティーヌ・ラガルド氏がこれまで親仮想通貨性向を示してきたことで、ECBの政策基調も仮想通貨産業に友好的な方向に流れていくという予測も出ている。
■日本中央銀行、「デジタル貨幣発行は慎重に」
日本銀行が中央銀行発行のデジタルマネー(CBDC)について否定的な見解を明らかにした。海外メディアによると、雨宮正佳副総裁は最近のインタビューで、「現時点ではCBDC発行計画はない」とし「デジタルマネーが既存の金融網に与える影響を考慮し、慎重にアプローチする必要がある」と述べた。
Facebookの独自仮想通貨リブラについても「懸念している」と語った。雨宮副総裁は「数億人のユーザーを保有しているフェイスブックの位相を考慮すると、各国の銀行と規制当局の影響力には限界がある」とし「リブラが各国の銀行と決済システムに与える影響について警戒しなければならない」と付け加えた。
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