VWの名車「ビートル」が生産終了

VWの名車「ビートル」が生産終了

通称「カブトムシ」で広く知られている、独フォルクスワーゲン(VW)の小型車「ビートル(Beetle)」の生産が終了した。

9日(現地時間)CNNによると、フォルクスワーゲンのメキシコ・プエブラ工場は10日を最後にビートルの組立ラインの稼動を中断すると発表した。

ビートルは、1930年代、ナチスのアドルフ・ヒトラー総統がアウトバーン建設とともに、大衆車の生産を指示して生産された。1935年のプロトタイプが完成し、第二次世界大戦後の1938年から本格的に生産が開始された。その後、ビートルは、世界の自動車市場で主要なモデルとして浮上し、ドイツの経済復興をけん引した。

特に米国で旋風的な人気を集め、1968年には米国市場だけで56万3千500台が売れた。また、ディズニーのTVシリーズ「Herbie The Love Bug」のモデルになり、マーケティング効果を得た。ビートルは1978年までに生産されたが、米国と欧州の排出ガス基準に適合していなかったため、しばらく生産が中止になった。それから20年後の1998年に内部を改装し2代目となる「ニュービートル」が発売され、2012年には3代目モデルが発売された。

発売以来、今まで2100万台以上生産されたビートルは、単一車種としては世界最多の生産モデルになったが、2000年代以降には販売の低迷で苦戦していた。また、近年フォルクスワーゲンの排ガス不正問題発覚で決定的な打撃を受けた。

フォルクスワーゲン北米部門のトップ、スコット・キオ氏は声明で「ビートルがなかったら、今のフォルクスワーゲンもない」とし、「ビートルの全盛期以降、市場の流れは急激に変化した。近年の消費者は小型車よりSUVや大型車により多くの関心を見せている」と述べた。

フォルクスワーゲンは、最後に生産されたビートルをフォルクスワーゲン・プエブラ自動車博物館で展示する予定。今後、フォルクスワーゲンはビートルを組み立てていたラインを北米市場向けの新型コンパクトSUVの組立ラインに転換する予定だ。

翻訳:尹怡景

関連記事

ピックアップ記事

  1. 韓国政府が今年6月まで仮想通貨取引を集中的に取り締まる。韓国金融委員会は仮想通貨の出金モニタリング…
  2. 写真は総理官邸ホームページから 米国のジョー・バイデン大統領は今月16日に米国で開かれる、日本の菅…
  3. 主要産油国が新型コロナウイルス感染症の世界的な流行解消と大々的な景気反騰に備え、今後3ヶ月の間に原…
  4. ―韓国疾病庁、予定より3ヶ月前倒しで実用化―丁世均首相「海外でも使える様に推進」 韓国版のブロック…
  5. 「美容大国」である韓国独自の特殊化粧品技術とビューティー商品を日本に紹介している株式会社TEISH…

おすすめ記事

  1. 年初から半導体不足への対応を強調してきた米国政府が今月、主な半導体及び自動車業界関係者を招請し、こ…
  2. ―先月、韓国最高裁「有罪」趣旨、控訴審破棄差し戻し―日常的な服装の撮影にも性暴力処罰法適用―同意得…
  3. −新韓金融投資「CBDCが描く貨幣の未来」報告書−「取引手段としては縮小…価値を貯蔵する手段として…
  4. 東京渋谷に位置する有名デパートであるマルイで「KOREA PARK」イベントが2月23日~3月28…
  5. 私たち人類を苦しめた2020年が終わり、約1年経過した新型コロナウイルスが、未だに私たちを脅かして…
ページ上部へ戻る
Translate »