フェイスブックの「リブラ」、米安保上の問題として浮上

フェイスブックの「リブラ」、米安保上の問題として浮上

懸念の声が高まっているフェイスブックの独自の仮想通貨「リブラ」が、米国の安保上の問題にまで浮上している様子だ。

ムニューシン米財務長官は15日、記者団に「これまで仮想通貨は害悪的な行動を支援することに働いていた」とし「(リブラが)安保上の問題になっていることは明らかで、深刻な懸念がある」と述べた。

ムニューシン長官はリブラがマネーロンダリング業者やテロ支援者に悪用されることを懸念し、「他の金融機関のように、このような問題を防止できる装置を備えた決済手段であれば問題はない」とし「フェイスブックに必要なことは、確信を持たせるための努力だ」と付け加えた。

リブラ発表後、米政財界では悲観的な声が続いてきた。トランプ大統領はツイッターに仮想通貨に対する否定的な見解を示しつつ、「フェイスブックがリブラの通用を望むなら、規制を受ける銀行にならなければならない」と述べた。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、フェイスブックが来年までにリブラの発行に必要な準備を進められるかに疑問を表明し、「現在の米国の規制制度では、20億人以上が使用しているフェイスブックのデジタル決済手段を処理することができない」と警告した。

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