韓国、「輸出規制から20日目…半導体材料の通関許可1件もない」

日本が今月4日に半導体の材料など3品目に対する対韓輸出規制措置を発動してから20日が経過した現時点まで、韓国企業の輸入通関が一件も許可されていないと、韓国政府が24日、発表した。

韓国のパク・テソン産業通商資源部貿易投資室長は同日、日本の輸出規制措置に関する記者説明会で「（輸出規制3品目について）現在までに日本側が（韓国企業の）輸入を許可した件はない」と述べた。

パク室長は「日本当局は最近、韓国メディアの日本特派員を対象にブリーフィングするとき、現在正常に輸出されているという点を強調したが、今まで（韓国企業に輸出する日本企業の）輸出が許可されていない」とし「半導体やディスプレイと関連する材料3品目に対する輸入通関実績はないことを確認した」と伝えた。

輸出規制3品目はフッ化水素やフッ化ポリイミド、レジスト（感光剤）で、韓国に輸出する日本企業は使用目的や管理状況などを記載した書類と、軍事転用の恐れがないことを証明する誓約書を当局に提出しなければならない。日本政府は同資料をもとに最長90日間にわたって審査した後、輸出許可を出す。

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