文大統領、新任法相に前与党代表のチュ・ミエ議員起用

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日、新任法相に与党・民主党の秋美愛(チュ・ミエ)議員を内定した。側近のチョ・グク氏が法相を辞任してから52日ぶりの人事となる。
検察が大統領を家宅捜索した翌日に発表した電撃的な人事という点、大統領府と検察の対立がますます激しくなる状況であるという点など、文大統領の「検察改革」の意志が強く反映されたとみられる。
秋議員は裁判官出身で与党の代表も歴任した4選議員。韓国政界では「チュダルク(チュ・ミエ+ジャンヌ・ダルク」というニックネームがつくほど強い行動力を持つ政治家として有名だ。与党内では、文政権の重要な国政課題の一つである検察改革を完遂できる“適任者”と高く評価している。
秋議員は同日、記者会見を開き「検察改革と司法改革は時代の要求」とし「使命感を持って最善を尽くし、国民の要求に応えたい」と抱負を伝えた。
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