中国、「原因不明」のウイルス性肺炎が拡散…第2のSARS恐怖

最近正体不明の呼吸器ウイルスが流布している中国・湖北省武漢市に行ってきた香港の女性が病院に隔離された。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト (SCMP)が3日(現地時間)、報じた。

記事によると、武漢市を行ってきた同女性は肺炎の症状を見せ、先月31日に病院に入院したが、病院側はすぐに同女性を隔離措置した。病院は、追加の検査のために患者のサンプルを保健省に送ったという。

湖北省武漢市では原因不明のウイルス性肺炎が2019年末から発生している。中国当局は肺炎感染事態が広がると、患者の発生が集中している地元の卸売市場を無期限閉鎖することにした。閉鎖されたのは水産市場で、水産物だけでなくキジやヘビなどの野生動物も売っているところ。武漢市では昨年12月以降、27人の患者が確認された。患者のほとんどは同市場の商人で、7人は危篤だという。

原因が分からない肺炎が集団発症したというニュースに、中国のネット上では「第2のSARS(重症急性呼吸器症候群)」ではないかと不安が広まっている。感染した患者は高熱や呼吸困難を訴えるなど、SARSと同様の症状を見せていることが分かった。2002〜2003年のSARS騒動当時には中国本土のみで約5300人が感染し、このうち394人が命を失った。

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