ニューヨーク株式市場、新型コロナ第2波憂慮で暴落

ニューヨーク株式市場は現地時間11日、新型コロナウイルス感染拡大の第2波への憂慮から暴落した。ダウ平均株価指数は1800ポイント下落し、今年3月以降の1日の下げ幅として最大を記録した。

前日10000ポイントを突破し、過去最高値を記録していたナスダック指数は5.3%、市況を最も反映すると言われるS&P500数は5.9%下落し、今年316以降で最悪の1日となった。

ヨーロッパの株式市場も同様で、ヨーロッパの市況を反映するストックス欧州600数は4.1%の急落となっている。

ウォール街の「恐怖指数」と呼ばれるCBOE(シカゴ・オプション取引所)のVIX数はこの日、14ポイント上がり、41ポイントにまで上昇している。これは今年3月以降の1日基準で最大の上げ幅。

この日の株価を引き下げた背景のひとつとして、米国の新型コロナウイルス感染拡大の第2波が上げられる。

一番始めに経済活動を再開したテキサス州と隣接するアリゾナ州をはじめ、カリフォルニア州など米国の西南部一帯で新型コロナウイルスの感染者数が増加、入院患者数は3日連続で最高値を記録しているとのニュースが投資家心理を冷え込ませた。

AP通信によると、米50州のうち、約半分の州で新型コロナウイルスの感染者数が増加している。

アリゾナ州は各病院に対し、最悪に備えるように求め、テキサス州の新型コロナウイルス感染症の入院患者数は過去最多となっている。ノースカロライナ州は学校や企業の再開を再検討する事も考慮している。

アリゾナ州は新型コロナウイルス感染者増加の新たな拠点となっており、カリフォルニア州でも感染者数が急増している。

アラスカ、アリゾナ、アーカンソー、カリフォルニア、ケンタッキー、ミシシッピ、モンタナ、ノースカロライナ、オレゴン、サウスカロライナ、テキサス、ユタなど、12の州で新型コロナウイルス感染症の入院患者数が増加している。

翻訳:水野卓

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