韓国の仮想通貨取引所、「投資子会社」積極設立… 狙いは有望企業発掘

韓国の仮想通貨取引所、「投資子会社」積極設立… 狙いは有望企業発掘

韓国内の主要仮想通貨取引所らが相次いで投資子会社を設立している。手数料を稼ぐための仮想通貨取引事業に集中していた事業領域をさらに拡張することで可能性のあるブロックチェーン企業を発掘し、技術開発やサービス拡散のための投資会社として生まれ変わるのが狙いだ。

関連業界によると、仮想通貨取引所「ビットボックス」を運営しているNAVER系列のライン株式会社は最近、系列社であるアンブロック(Unblock)を通じてアンブロック・ベンチャーズというブロックチェーン・スタートアップ専門の投資会社を設立した。

■ライン、ブロックチェーン専門の投資会社「アンブロック・ベンチャーズ」設立

アンブロックは今年の4月にラインのブロックチェーン技術専門子会社として発足した。ブロックチェーン基盤デジタル広告会社アド・フォース(AD4th)の共同創業者であるイ・ヒウ氏が代表を勤めている。イ氏はアンブロック・ベンチャーズも率いている。

アンブロック・ベンチャーズはラインの子会社LVCが単独で出資した投資会社。1000万ドルを出資し仮想通貨関連の投資を行う予定だ。

韓国の代表的な仮想通貨取引所である「ビッサム」や「アップビット」も投資専門の子会社を立ち上げ、投資を行っている。アップビットを運営するドゥナム(Dunamu)はドゥナム・アンド・パートナーズという子会社を通じて様々なブロックチェーン企業へ投資を行う。

■アップビット、ビッサムも投資拡大

ドゥナムは今後3年間、約100億円規模のブロックチェーン・エコシステムへの投資を進める方針だ。投資方式は合併・買収(M&A)や株式投資など多様な方式で行われる。
ドゥナム・アンド・パートナーズが最初に手掛ける投資は、ブロックチェーン基盤のゲーム・プロジェクトを行なっている「コードボックス」とブロックチェーン技術基盤のウォレットサービスを準備している「ルーツワン・ソフト」の2社だ。

また、同社はゲーム企業の「ネプチューン」(neptune)と一緒にブロックチェーン・ゲーム企業に対する投資も行っている。すでに「ナブ・スタジオ」(NABU Studio)や「メモリー」などに投資している。

ビッサムを運営する「BTCコリア・トットコム」も今年3月に投資専門の子会社である「BTCインベストメント」を設立した。BTCインベストメントは最近、韓国中小ベンチャー企業部に創業投資会社の申請を出している。

ビッサムはBTCインベストメントを通じて、取引所の運営であげた利益をブロックチェーン企業をはじめ、様々なスタートアップ企業に投資する計画だ。

業界のある関係者は「仮想通貨取引所は、ブロックチェーン基盤トークン経済の円滑な醸成のためには必ず必要な産業分野だ」とし「取引所を通じて利益をあげた企業らが投資会社の設立などで再びブロックチェーン企業に投資する好循環が生まれている」と前向きに評価した。

翻訳:尹怡景
info@fnnews.jp

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