有名アナリストの予測、「アップルカーが2023年に登場」

有名アナリストの予測、「アップルカーが2023年に登場」
アップルが自動車を開発している可能性が高いと、台湾の有名アナリストがレポートを通じて予測した。米紙USA TODAY(ユーエスエー・トゥデイ)が22日、報道した。
中国TFインターナショナル証券のアナリストとして活動しているクォー・ミンチ(Ming-Chi Kuo)氏は最近、アップルについてレポートを発表。「アップルが2023年を目標に『プロジェクト・タイタン』を進めており、従業員の数百人が参加している」と明らかにした。プロジェクト・タイタンはアップル独自の電気自動車「Apple Car」を開発するために作られたプロジェクト。マスコミなどによると、自動車のスマート化を目標に開発が進んでいるという。
クォー氏は、アップルが自動車を開発していると見ている理由として、“ソフトウェアとハードウェアの面で他社より優位”、“強力なサービス部門で市場先導”などを挙げながら、「他の家電メーカーや自動車部門の潜在的な競合他社に比べて自動車開発に有利」と説明した。また、アップルが2600億ドルに達する莫大な資金を保有しており、研究費に投資する余裕があることも重視した。同氏は2023年~2025年にアップルカーをリリースすると予測した。
USA TODAYは、自律走行車と関連する機密を持って米サンノゼ空港から先月に出国しようとしたアップルのエンジニアが米国連邦捜査局(FBI)に検挙されたことと、アップルがカリフォルニア州から自律走行車のテスト走行に関する許可を受けたことにも注目した。最近は、米電気自動車メーカー大手「テスラ」で働いていたエンジニアのダグ・フィールド氏をスカウトしたことが伝えられ、アップルカーへの関心が高まっている。
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