(写真は集会が行われた東京都庁前)
韓国NGOムルマンチョの朴宣映(パク・ソニョン)代表が、21日に東京都庁前で行われた「『お帰り』と言うために〜拉致被害者・特定失踪者家族の集い」に参加した。集会は、民間団体「特定失踪者問題調査会」が主催し、特定失踪者の家族らが北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を訴えた。韓国からは朴代表と国連人権高等弁務官ソウル事務所の担当者たちが参加した。
朴代表は「被害者の家族らが主体になり直接声を上げていて心に強く響いた、生徒たちを含むサポートする数多くの一般市民たちや各政党の議員たち、役員たちの姿など、韓国では見られない光景だ」、「韓国ではまだ国軍捕虜10万余りや戦時の拉致被害者10万余り、戦後の拉致被害者580余りの人数があるにも関わらずこのような集会は見たことがない」と感想を述べた。また、2008年に施行された「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」に言及しながら「日本が本当に羨ましい」と述べた。
朴代表は最近中国政府の脱北民強制北送を契機に「脱北者を絶え間なく死に追い込んだのが、過去30年間の静かな外交の結果であり、国連に問題提起しなければならない」と声を上げている。

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