レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラが、停戦発効後初めてイスラエル軍拠点を攻撃しました。イスラエル側も報復を示唆しており、今後の停戦維持が注目されています。
2日、ヒズボラはイスラエルが占領する国境地帯シェバア農場に対して攻撃を行ったと発表しました。イスラエル軍によれば、この攻撃ではロケット弾2発が発射され、標的となった軍拠点には被害が出なかったものの、停戦後初の攻撃として緊張が高まっています。
先月27日に発効した停戦合意の後も、イスラエル軍はレバノンへの攻撃を継続しており、ヒズボラは今回の攻撃を「防衛のための警告」と位置付けています。一方で、イスラエルのネタニヤフ首相は「強力な対応」を示唆し、報復攻撃を行う可能性を示唆しました。
この事態を受け、国際社会からは停戦の維持を求める声が高まる一方、双方の緊張がさらに激化する可能性も懸念されています。
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