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韓日国交正常化60周年記念公演「韓日音楽の雅と趣」、伝統芸能の競演で盛大に開催

2025年3月5日(水)夜、韓日国交正常化60周年を記念する「韓日音楽の雅と趣」特別公演が、東京都新宿区の駐日韓国文化院ハンマダンホールで開催された。あいにくの雨天にもかかわらず、多くの観客が詰めかけ、韓国と日本それぞれの伝統音楽が織り成す深い趣を堪能する貴重な一夜となった。

今回の特別ステージは、両国を代表する伝統芸能のコラボレーションによって実現。プログラムは大芩正楽「清声曲」、パンソリ「沈清歌」、伽倻琴散調、三味線の唄と演奏など多岐にわたり、日本側からは本條秀太郎・本條秀慈郎・本條秀英二が三味線や唄、胡弓を披露し、韓国側からは大芩奏者イム・ジョンヒョン、伽倻琴演奏家キム・ソジョン、パンソリ唱者チョ・ジュソン、鼓手イ・ミンヒョンらが参加した。両国の演奏家が一堂に会し、伝統音楽の独特なリズムと旋律、そしてそれぞれの楽器の魅力を余すところなく表現。終演後には会場から大きな拍手が沸き起こった。

主催者である駐日韓国文化院、(財)正暁文化財団、(株)公演文化芸術「春」によれば、本公演は大衆文化のみならず、伝統文化を通じて韓日交流をさらに活性化することを目的として企画されたという。公演後、コン・ヒョンシク駐日韓国文化院長は次のようにコメントした。

「韓日国交正常化60周年を迎える意義深い年に、両国の伝統公演を一つのステージで実現でき、大変うれしく思います。韓日間の文化交流が大衆文化に限らず、伝統文化を含めた幅広い分野で活発になることを願っています。特に、韓日双方の文化芸術家が、より自由に行き来して協力できるよう、多角的な制度改善も期待しています。韓日は今や単なる文化交流を超え、協力と共生へと進む段階に入らなければなりません。」

雨の降るなか足を運んだ観客からは、「三味線と大芩、伽倻琴が織りなす調和が新鮮だった」「韓日国交正常化60周年のタイミングで深い意義を感じた」など、韓日伝統音楽の魅力を再認識する声が多く聞かれた。公演の余韻が残る会場では、今後も両国の芸術家たちによる新たなコラボレーションや文化交流の発展を期待する声が高まっている。

文:ソン ウォンソ
写真:駐日韓国文化院提供

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