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日韓フェスティバル「目黒元気まつり」11月23・24日開催 中目黒GT前広場で韓国の伝統“キムジャン”体験

東京・目黒区で、韓国の冬の食文化を体験できる交流イベントが開かれる。「日韓フェスティバル 目黒元気まつり」が11月23日(日)と24日(月・祝)の2日間、中目黒駅から徒歩1分の中目黒GT前広場で開催され、今年は韓国の伝統的な冬支度である“キムジャン(キムチ作り)”体験が目玉企画として実施される。

体験イベントは23日が12時~12時35分、24日が12時35分~13時05分で行われ、参加者は実際にキムチを漬ける工程を学びながら作業を体験できる。完成したキムチは1/4株分持ち帰りが可能で、参加費は1名3,000円となっている。

講師を務めるのは、韓国で“キムチ名匠”として紹介される趙善玉氏。韓国式キムチの味を決めるヤンニョム作りや、野菜の下処理、発酵の基本などを分かりやすく説明する。キムジャンは韓国で家族や隣人が集まり、冬に備えて大量のキムチを漬け込む共同作業として知られ、2013年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された。

イベントポスターでも、韓国におけるキムジャン文化の背景が紹介されている。冬季は野菜が不足するため、韓国では11月に大量のキムチを一斉に漬け込む風習があり、これは単なる料理作業ではなく、地域のつながりを象徴する文化として受け継がれてきた。

申し込みはメールで受け付けており、締め切りは11月15日。主催は「日韓農水産食文化協会」。地域住民や日韓交流に関心のある人々に、韓国の食文化を体験しながら理解を深めてもらう狙いだ。

秋の終わりに、東京の中心で韓国の伝統文化に触れられる貴重な機会として注目が集まっている。

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