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親族が「殺害告白」も捜査進まず…川崎市20歳女性遺棄事件、神奈川県警の対応に疑問

神奈川県川崎市で20歳女性の遺体が遺棄された事件で、逮捕された元交際相手の男の親族が早い段階で警察に対し、「女性を殺してしまったかもしれない」と告げていたことが新たに判明した。これにより県警の初動対応が適切だったのか、改めて問われている。

遺体遺棄の疑いで逮捕されたのは、川崎市に住む白井秀征容疑者(27)だ。白井容疑者は2024年12月20日以降行方が分からなくなっていた元交際相手の岡﨑彩咲陽さん(20)の遺体を、自宅に遺棄した疑いが持たれている。

捜査関係者によると、岡﨑さんが行方不明となった翌月の1月中旬、白井容疑者の親族は県警に対し、「白井容疑者が女性を殺してしまったかもしれない」「事件に関与しているかもしれない」と伝えていた。

警察は行方不明から6日後の時点で、白井容疑者から任意の事情聴取を行い、ストーカー行為を繰り返していた事実を確認。その後、自宅などを3回にわたり任意で捜索したが、遺体の発見には至らなかった。

県警は今回、親族による重要な情報提供があったにもかかわらず、結果的に事件の早期解決につながらなかったことから、捜査方法や対応に問題がなかったか調査を進めている。

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