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広島・女子高校生殺人未遂事件 被害生徒は4人と判明 通学先高校が謝罪会見

広島県福山市の通信制高校で21日午前、女子生徒が同級生に刃物で切りつけた殺人未遂事件で、加害生徒が通う高校が午後3時過ぎに会見を開き、被害に遭った生徒が当初の3人から4人に増えたことを明らかにした。

事件が発生したのは同日午前10時ごろ、福山市三之丸町にある「おおぞら高校」福山キャンパス。刃渡り約13センチのナイフを持った10代の女子生徒が、教室内で同じ1年生の女子生徒らに切りつけ、殺人未遂の現行犯で逮捕された。

学校側によると、事件は授業の休憩時間中に発生。教室が騒がしいとの通報を受けた職員が現場に駆けつけたところ、加害生徒が刃物を手に立っていたため、その場で取り押さえたという。

被害を受けたのはすべて1年生の女子生徒4人で、このうち3人は救急搬送された。もう1人も搬送後に切り傷が確認された。現在、いずれの生徒も命に別状はないとされる。

学校側は「生徒や保護者の皆さまに多大なるご心配をおかけし、誠に申し訳ありません」と謝罪。事件の経緯について説明を行った。

警察の調べに対し、逮捕された女子生徒は「殺してやろうと思って刺した」と供述しており、容疑を認めている。警察は生徒間で何らかのトラブルがあったとみて、詳しい動機や事件の背景を調べている。

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