全国の被爆者健康手帳所持者(被爆者)数が2024年度末に10万人を割り込む見通しであることが分かった。1957年度に手帳の交付が始まって以来、初めてのこととなる。
長崎新聞が広島、長崎両市と全国の都道府県を対象に調査したところ、2023年度末の10万6825人から7千人以上減少し、2024年度末には10万人を下回る見込みとなった。被爆者数は1980年度末の37万2264人をピークに減少が続いている。
厚生労働省は詳細なデータを7月に公表する予定だが、被爆から80年が経過し、高齢化と死亡に伴う被爆者数の減少が一段と進んでいることが改めて明らかとなった。













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