Advertisement

非公認でも堂々と「自民党」ポスター 都議選目前で波紋

6月13日告示、22日投開票の東京都議会議員選挙を前に、政治資金問題で自民党から非公認とされた議員らが「自民党」の名前を掲げたポスターを貼り続け、物議を醸している。

東京都議会自民党は、今年1月に政治資金収支報告書の不記載(裏金)問題を理由に、元都議会議長の三宅茂樹議員(世田谷区)や鈴木章浩議員(大田区)ら計6人を非公認処分とした。しかし、三宅氏や鈴木氏は選挙を目前に控え、街頭に堂々と「自民党」のロゴが入ったポスターを掲示。SNSなどでは有権者を惑わせるとして批判が相次いでいる。

三宅氏のポスターには「東京を守る責任 TOKYO自民党」、鈴木氏のポスターには「ゆるぎない信念で 東京の未来をひらく! 自民党」と記載され、それぞれ自民党の国会議員らとの連名ポスターとして張り出されている。

ポスターは名目上「政治活動用」で、都議選後の演説会告知が小さく記載されているため、選挙期間直前まで掲示しても公職選挙法上は問題ないとされる。三宅議員側は、「選挙運動用ではないため問題はない」と説明する一方、鈴木議員側からは明確な回答はなかった。

この事態に自民党東京都連関係者は「非公認処分の趣旨を軽んじている」と予想外の怒りを示しているが、具体的な対応は取られておらず、今後の展開に注目が集まっている。도구

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です