慶應義塾大学先端生命科学研究所(IAB)はこのほど、山形県鶴岡市産のワイン「鶴岡甲州2023」の成分分析を実施し、世界的なワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2025」で最高賞の金賞、「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2025」で銅賞を獲得した背景にある科学的根拠を明らかにした。
これは山形県のバイオクラスター開発事業の一環として、エルサンワイナリー松ヶ岡とIABが共同で行った研究によるもの。分析の結果、ソーヴィニヨン・ブラン品種特有の重要な香気成分である「3-メルカプトヘキサノール」が鶴岡甲州2023から初めて検出された。この物質は「感知閾値を超える濃度」で確認され、鶴岡甲州の特徴的な豊かなアロマを説明する有力な要因と考えられる。
今回の発見により、鶴岡甲州のユニークな香りのプロフィールが科学的に裏付けられ、世界の主要なワイン大会における高評価の一因となったことが示唆された。













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