第9回アフリカ開発会議(TICAD9)で、文部科学省と国際協力機構(JICA)、世界銀行の3者がアフリカ地域における高等教育支援を目的とした意向表明書(LOI)に署名した。これを受け、10月3日、あべ文科相がJICA本部を訪れ、田中理事長と高見世界銀行駐日代表を交えた意見交換が行われた。
今回の会合は、署名に基づく実務的協力の前段階として、各機関の取り組みや役割分担をすり合わせる場として設けられた。あべ大臣は、日アフリカ間での「国際頭脳循環」の形成を推進し、文部科学省がその中核を担う考えを表明したうえで、日本人の国際機関での活躍拡大にも期待を示した。
これに対し、田中JICA理事長と高見世銀駐日代表は、文部科学省と緊密に連携しながら、教育分野の人材育成や研究支援を具体化していく姿勢を示した。今回の意見交換は、TICAD9で掲げた構想を現場レベルで実行に移し、アフリカ諸国との教育・研究協力を深化させようとする日本政府の姿勢を具体的に示す動きとみられる。

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