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石破首相、ハイチ暫定大統領評議会議長と会談防災・治安・ガバナンス支援で連携強化へ

【東京】石破茂内閣総理大臣は9日午後、首相官邸でハイチ共和国のアントニー・フランク・ローラン・サン=シル暫定大統領評議会議長と会談した。両首脳は、地震やハリケーンなど共通の自然災害への備え、治安の改善、ガバナンス支援など包括的な協力体制の強化について意見を交わした。

石破首相は会談で「ハイチの安定は中南米地域のみならず、国際社会全体の平和と発展にとって極めて重要だ」と述べ、日本として支援を続けていく方針を示した。特に防災および治安分野での具体的な連携を進める考えを伝え、協力の実務化を確認した。

一方、サン=シル議長は訪日期間中に大阪・関西万博で予定されているハイチのナショナルデー行事に出席するほか、天皇陛下との御会見も控えている。今回の訪日は、両国の外交関係を一段と深める契機となる見通しだ。

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