国民民主党の玉木雄一郎代表は5日、衆院本会議での代表質問後、記者団に対し「正直、現時点で(石破茂前政権と)変わらない部分が多い。やはり『自民党政権は自民党政権だ』と思わざるを得ない」と述べ、高市早苗首相の答弁に不満を示した。
玉木氏は同日の衆院本会議で、高市政権が自民・公明両党と国民民主党の3党間で締結した「年収103万円の壁」の引き上げ合意について質問した。これに対し高市首相は「3党合意を踏まえつつ、年末までの令和8年度税制改正プロセスで、基礎控除を物価に連動した形でさらに引き上げる税制措置の具体化を図る」と答弁した。
この答弁に対し玉木氏は「もう少し踏み込んだ答弁を期待していたが、従来と変わらず残念だ。国民民主の役割がこれからも重要だ」と語り、今後も独自路線を維持する姿勢を強調した。













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