国民民主党の玉木雄一郎代表は12日、首相官邸で高市早苗首相と会談し、所得税が発生する「年収の壁」の引き上げや、教育国債の発行による教育・科学技術予算の倍増を盛り込んだ党独自の経済対策を、2025年度補正予算に反映するよう求めた。
高市政権発足後、玉木代表が官邸で首相と向き合うのは今回が初めてで、国民民主党の榛葉賀津也幹事長ら党幹部も同席した。
会談後、玉木代表は記者団に対し、首相から「それぞれの政策責任者の部門に下ろし、協議を進めたい」との意向が示されたと説明した。具体的な回答内容は明かさなかったものの、「日本を良い方向へ進めるという点では一致した」と述べ、両者の関係が円滑に進んでいることを示した。
玉木代表は昨年、当時の石破茂首相ともエネルギー政策や薬価改定を巡って複数回会談しており、政権中枢に直接働きかける姿勢を継続している。今回も「年収の壁」問題の是正や成長戦略の柱となる教育投資の拡大を重視し、補正予算編成段階での反映を求めた。
政府がどこまで国民民主側の提案を受け入れるかは、今後の部門協議が焦点となる。













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