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金正恩氏、軍需工場視察で「軍事力」誇示…娘ジュエ氏と異例の拳銃射撃 

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、拳銃などの軽量兵器を生産する軍需工場を視察し、長女のジュエ氏と共に拳銃射撃を行う姿を公開した。金正恩・ジュエ親子が揃って射撃を行う様子が公開されるのは極めて異例だ。北朝鮮は、今月9日に始まった韓米合同軍事演習に対し、連日激しく反発している。

■ 第2経済委員会傘下の重要工場を指導

朝鮮中央通信は12日、金委員長が前日に第2経済委員会傘下の重要軍需工場を現地指導したと報じた。第2経済委員会は、北朝鮮における軍需製品の計画および生産を管轄する機関である。

視察には娘のジュエ氏が同行し、工場内に設けられた屋内射撃場で金委員長と共に拳銃射撃を行った。公開された写真には、金委員長とお揃いの「レザージャケット」を着用したジュエ氏が拳銃を構える姿が収められている。金委員長は単独で、ジュエ氏は視察に随行した軍幹部らと共に射撃を行った。

■ 「新型拳銃」の性能に満足感 強まるジュエ氏の軍事的露出

金委員長は工場で自ら射撃を行い、「新型拳銃」の戦闘性能を把握した上で、大きな満足感を示したという。

ジュエ氏を巡っては、先月27日にも主要幹部や軍指揮官に対し、国防科学院が新たに開発した「新型狙撃銃(小銃)」を授与する場に出席し、自ら狙撃銃を試射する姿が報じられている。

海外の専門家は、今回の海軍・陸軍関連の軍事活動にジュエ氏を立て続けに同行させている点に注目している。韓米合同演習への対抗姿勢を鮮明にする一方で、ジュエ氏が「次世代の最高指導者」としての地位を軍内部で着実に固めていることを内外に誇示する狙いがあるとみられる。

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