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イラン、米の「終戦合意間近」報道を否定…文言巡り最終調整か

米国とイランの間で終戦に向け한 覚書(MOU)の締結が秒読み段階に入ったとの米メディアの報道を巡り、イラン側が「まだ最終合意には至っていない」と強く否定した。妥結への期待が高まる裏で、核心的な文言を巡る土壇場での激しい駆け引きが続いている模様だ。

イランの半国営タスニム通信は28日、イラン交渉団に精通した消息筋の話として、米イラン間のMOUの文面が最終確定し、双方の公式発表を残すのみだという一部の欧米側の主張は事実ではないと報じた。この消息筋は、現時点で文面は最終妥結しておらず、イランは仲介者であるパキスタン側に対しても文面の最終確定を通報した事実はないと明らかにした。さらに、文面が実際に最終確定した場合は仲介国および対外的に公式発表する方針を示し、それ以前に事案が妥結したとする欧米のいかなる主張も信頼できないと強調した。

これに先立ち、米ニュースサイト「アクシオス」は、米イラン双方が終戦MOUに合意したものの、ドナルド・トランプ米大統領がまだ最終承認を下していない状態だと報じていた。

米国とイランは先月8日の停戦以降、休戦状態を維持しながら終戦交渉を続けているが、水面下では依然として大きな溝が残されている。米国側はイランの核プログラムの完全な廃棄やホルムズ海峡における海上通航の自由(通航統制の放棄)を要求している。これに対し、イラン側は経済制裁の全面的な解除と自国の主権承認が最優先であるとの立場を崩していない。双方が交渉の前進を公言しつつも、細部の文言においては極めて慎重な態度を維持しており、最終妥結に至るまでにはなお一波乱あるとの見方が強まっている。

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