高市早苗首相が22日、首相官邸で油井亀美也宇宙飛行士と大西卓哉宇宙飛行士から国際宇宙ステーション(ISS)での任務報告を受け、日本の宇宙開発戦略をさらに加速させる考えを示した。
高市首相はこの日、JAXAブルーのブラウスと星形イヤリングを着用し、宇宙飛行士らを出迎えた。面会では、両飛行士がISSで遂行したミッション成果や、日本の宇宙技術の将来性について意見を交わした。
JAXAの油井宇宙飛行士は、新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」1号機の把持運用成功や、アルテミス計画での活用が期待される二酸化炭素除去技術の実証成果について報告した。
大西宇宙飛行士は、日本人として3人目となるISS船長として任務を遂行した経験を説明するとともに、ISSから確認できる低軌道上の人工衛星急増の現状を踏まえ、宇宙デブリ除去技術の重要性を強調した。
これに対し、高市首相は「日本人宇宙飛行士の優秀さと信頼性を世界に示していただいたことを誇りに思う」と述べたうえで、自身がこれまで取り組んできた宇宙デブリ国際ルール形成に向けたG7プロセスについても説明した。
また、高市首相は「航空・宇宙」分野を日本の成長戦略17分野の一つに位置付け、「ロケット・射場」「人工衛星・宇宙サービス」「月面探査・低軌道技術」への大規模投資と人材育成を推進する方針を明らかにした。
さらに、日本が参加するアルテミス計画について、「2020年代後半までに日本人宇宙飛行士による月面着陸実現を目指す」と強調した。
特に、月面滞在を視野に入れた「有人月面ローバ」開発については、「日本の自動車産業をはじめとする製造業のものづくり力への期待は極めて大きい」と述べ、国家プロジェクトとして全面支援する考えを示した。
高市首相「日本の宇宙技術で月面時代切り開く」…油井・大西飛行士と官邸面会


.jpg)










Leave a Reply