化粧品会社「帝美」、600万枚フェイスマスク輸出へ…秘訣は「美の技術力」

化粧品会社「帝美」、600万枚フェイスマスク輸出へ…秘訣は「美の技術力」

化粧品専門メーカー「帝美」は18日、同社の人気フェイスマスク商品の輸出契約を締結したと発表した。注目を集めるのはその規模。同社はフェイスマスクの契約としては異例の600万枚を香港の商社「EDRA HOLDINGS」に供給する。大型ショッピングモールを傘下に持つエニー・ホールディングスは、香港とシンガポールを中心に帝美のフェイスマスク商品を流通・販売する計画だ。

香港とシンガポールだけでなく、最近東南アジアでは経済好調と共に女性のビューティー需要が急拡大している。帝美は今回を契約を機に同地域への進出を加速させる方針だ。

平成29年に設立された帝美は、ビューティー関連商品を専門的に製造・販売する化粧品メーカー。特にフェイスマスクへの人気は高く、東京を拠点に免税店や有名クリニックなど全国各地に自社商品を提供している。今回輸出契約を結んだ商品は、同社フェイスマスク商品のなかでも消費者からの支持が厚い「Rgeneration」。日本国内だけで20万個以上が売れた超人気商品だ。

同社フェイスマスクの特徴は、最近の再生医学分野で核心技術とされる「幹細胞」を取り入れ、単なるスキンケアだけなく肌再生などの高機能を1枚のフェイスマスクに集約した点だ。

同商品の開発に務めたユン・ホジュ(産婦人科医学博士)氏は「フェイスマスクのベースになる化粧水が他社と違う。肌を再生する成長因子が豊富に含まれている成分を幹細胞から抽出して、独自の技術で培養。この培養液には500以上のタンパク質が含まれたため、老化した細胞の再生はもちろん、美肌などにおいても卓越した効果がある」と同商品の特徴を説明する。

同社の説明によると、実際に消費者からは「翌日の化粧のりが良くなった」「肌の質感が変わった」「シワが薄くなった」という口コミが多く寄せられている。

もう一つの特徴はシートで、天然の綿糸を用いり他社との差別化を実現した。同社の松岡英雄会長は「すぐ乾くシートではどれだけ良い成分を含んでいても肌に浸透しにくい。この問題からシートを厚くする製品が多いが、重さも増え、肌との密着力がむしろ弱くなってしまう」とし「この問題意識からシート開発を進み、軽いながら肌浸透の良いシート開発に成功した」と説明した。

こういう効果と機能で、他フェイスマスクと比べ比較的に高価であるにもかかわらず、販売高は毎年増え、今年は前年比30%以上増加した。EDRA社も同社の高い技術力と日本市場での消費者の反応を高く評価し、大規模の輸入を決定した。

EDRA社の主要ターゲットは華人。香港とシンガポールを中心に日本の「美の国」というイメージを最大限アピールし、市場ジェアを高める計画。同時に東南アジアにも進出する方針だ。

東南アジアでは近年、高い経済成長を背景に美への関心が高まっている。専門家らによると、美の先進国と認識される日本商品への支持も同地域で毎年高くなっており、関連商品の輸出拡大が期待されている。

松岡会長は「今回の契約をきっかけに、海外進出をより積極的に進めていく。海外から認められる更なる技術開発で世界に羽ばたくビューティーブレンドに成長していきたい。年1億枚の販売が中短期的目標で、5年以内に達成できると期待している」と抱負を語った。

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