【レーダー照射問題】冷え込む日韓関係…激しくなる対立

【レーダー照射問題】冷え込む日韓関係…激しくなる対立

昨年12月20日に韓国海軍艦艇と日本海上自衛隊の哨戒機のレーダー照射問題が起きてからすでに一ヶ月が経った。しかし、問題は解決されず両国の葛藤の溝だけが深くなっている。

防衛省は21日、ホームページに韓国艦艇からレーダー照射を受けた当時の「音の記録」を公開した。「射撃管制用レーダー(攻撃用レーダー)」との比較のため、サンプルとして「捜索用レーダーの音」も公開し、両方の音の違いを主張した。動画では射撃管制用レーダーの音の特徴である高い音が長く鳴り続き、日本側は「照射されたのは捜索用レーダーではなく射撃管制用レーダーだ」と主張している。

しかし、韓国側は、「日本が提示した資料は証拠能力が足りない」という立場。国防部の関係者は22日、防衛省が公開した電波信号の音について「加工された機械音」という見解を示した。同関係者は「(本当に当時の電波信号であれば)当時救助活動をしていた海警艦や周りの漁船などの音がすべて含まれなければならない」とし「我々がずっと求めてきた(レーダー)の検出時刻と方位角などを公開していない」と指摘した。別の関係者も「日本が公開した電波信号の接触音は様々なレーダー関連情報の一つ」とし「それ以外に周波数情報や方位、信号の大きさなど残りの情報まですべて確認してからこそ『照射された』ことが判明できる」と付け加えた。

一方、日本は21日、それ以上の実務協議を中断すると宣言した。これを受け韓国国防部は「決定的な証拠を提示しないまま実務協議を中断することに対し、強い遺憾を表する」と述べた。同問題と関連した実務協議も今後、予定されていないため、両国の溝はさらに深まるとみられる。

【レーダー照射問題…冷え込む日韓関係】

韓国、「レーダー照射問題を米国と共有」

日韓外相会談、関係改善になるか…北朝鮮問題で日本の協力を求める韓国

「日本と価値共有」が削除…レーダー照射問題で韓国国防白書にも変化か

韓国、レーダー照射を巡り「反論映像」公開

韓国外交部、日本側に遺憾表明…「レーダー問題確認無しで一方的に公開」

関連記事

ピックアップ記事

  1. 世界保健機関(WHO)は13日(現地時間)、新型コロナウイリス新規患者が19日、全世界で30万79…
  2. 孫正義会長率いるソフトバンクグループ(SBG)が半導体企業アームを米エヌビディアに売却する。…
  3. 北朝鮮の金正恩国務委員長が米国のドナルド・トランプ大統領に送った親書で、2人の友情を「魔法の力」と表…
  4. ソウルなどの首都圏地域を対象にした韓国政府のソーシャルディスタンス強化措置が更に延長される事となり、…
  5. ビットコイン(BTC)が1日で700ドルも急落した。特に今回の急落の背景として、韓国最大の仮想資産取…

おすすめ記事

  1. 済州経済通商振興院(院長:文寬永)がコロナ19によるパンデミック(世界的大流行)の中でも、オンライ…
  2. 韓国の昨年の出生数が最低水準の30万人台序盤に下がった事で、合計出生率も0.92人まで下落した。この…
  3. −S&P500、ダウ平均株価も上昇で終了−アップル時価総額2兆ドル、テスラ株2000ドル突…
  4. 米国のドナルド・トランプ大統領がマスクをするのが「愛国」だとツイートし、マスク着用推進に動いた。…
  5. 世界の新型コロナウイルスの累積感染者数が1000万人を超え、感染再拡大の恐怖が現実化している。ワクチ…
ページ上部へ戻る
Translate »