日韓外相会談、関係改善になるか…北朝鮮問題で日本の協力を求める韓国

注目の日韓外相会談、関係改善になるか…北朝鮮問題で日本の協力を求める韓国
韓国外交部は21日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が23日から25日まで、スイス・ダボスで開催される世界経済フォーラム(WEF)の年次総会に出席すると明らかにした。
康長官は今回のダボス会議出席をきっかけに河野太郎外相と会う予定。韓国メディアは「最近、日韓関係が最悪の状況であるだけに、両国外相は解決策を議論するとみられる。また2月末に迫った2回目の米朝首脳会談と関連する懸案についても意見交換を行うと予想される」と伝えた。
両国外相は、日韓関係の難題として浮上した韓国最高裁の徴用工判決と日本企業への賠償命令はもちろん、韓国駆逐艦と日本哨戒機のレーダー照射問題について議論する。また、康長官は河野外務大臣に朝鮮半島の非核化と関連する最近の懸案を紹介しながら、朝鮮半島の平和体制の構築のために日本の協力を求めると見られる。
しかし、レーダー照射問題を巡り両国の対立が激しくなる展開で、外相会談でも同問題でぎくしゃくする可能性が高いと専門家らはみている。
一方、韓国国防部は21日、日本政府がレーダー照射問題で海上自衛隊の哨戒機が記録した当時の警告音を公開する方針を示したことについて、「日本が不利な国際的な世論を転換するため、不適切な世論戦を繰り広げている」とし「日本は正確な証拠を提示すべきだ」と強調した。
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