韓国「ナッツ姫」、夫にも暴力・暴行?…離婚訴訟の理由が明らかに

写真:大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ、左)前副社長。右は韓進グループ会長の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)
韓国「ナッツ姫」、夫にも暴力・暴行?…離婚訴訟の理由が明らかに
ナッツリターン事件で知られている大韓航空元副社長の趙顕娥(チョ・ヒョンア)氏が離婚訴訟中の夫から暴行や児童虐待などの容疑で告訴されたことが分かった。韓国メディアが20日に報道した。
韓国警察によると、夫の朴氏は前日、暴行・暴力、児童虐待などの容疑で趙氏を告訴した。朴氏は昨年4月に離婚訴訟を提起。妻からの暴言・暴力を離婚の理由としてあげ衝撃を与えた。
告訴状には、趙氏が双子の息子らを虐待したという内容が含まれている。韓国メディアによると、趙氏は、子供らがご飯を早く食べないことを理由にスプーンを投げたり、寝つきが悪いとして暴言を吐いたりしたという。
趙氏側は「朴氏のアルコール中毒で結婚生活の維持が困難となった」と反論。児童虐待の疑惑については「全く根拠のない一方的な主張」と否定した。
趙氏は2014年に出発直前の大韓航空旅客機内で乗務員のナッツの出し方に激怒し、機体を引き返させた「ナッツリターン事件」の主人公。同事件で裁判にかけられた趙氏は一審で懲役1年の実刑判決を受けたが、控訴審で懲役刑が執行猶予となり釈放された。