米財務省、50年債の発行検討

米財務省、50年債の発行検討

米国政府が急速に増える債務に対応するため、50〜100年にも及ぶ超長期国債の発行を検討している。

ムニューシン米財務長官は12日、米メディアCNBCとのインタビューで「来年頃に50年債を発行する案を非常に真剣に検討している」とし「超長期債であり、市場の需要があるとみている」と述べた。米国は過去1911年に50年満期の債券を発行したことがあるが、現在発行している国債のうち、有効期限が最も長い債券は30年債だ。

また、ニューヨークタイムズ(NYT)によると、ムニューシン長官は同日、ワシントンDCで開催されたフォーラムに参加し、「私たちは潜在的にポートフォリオを拡大することを追求している」とし「適切な需要があれば、50年債を発行する」と改めて強調。続けて「もしこのような国債(50年満期)が成功すれば、100年債の発行も考慮する」と述べた。

このような発言が出た背景には、どんどん膨らんでいる米連邦政府の財政赤字がある。米財務省がこの日に発表した資料によると、連邦政府の今年度の財政赤字は1兆ドルを突破した。米連邦政府の年間財政赤字額が1兆ドルを超えたのは7年ぶりとなる。トランプ政権の減税政策と支出の増加により、財政赤字が予想よりも急速に増加しているとみられる。

専門家らは、米政府が超長期国債の発行を模索することは、急速に増える債務返済の負担を軽減するためと分析している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はムニューシン長官の発言について、歴史的な低い政策金利が続いている状況で、低金利で資金を借入しようとする狙いとみている。

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