ドナルド・トランプ米大統領は6日(現地時間)、イランが核兵器を保有しないことに同意し、米国との交渉妥結を強く望んでいると明らかにした。トランプ氏はホワイトハウスの執務室で記者団に対し、「イラン側は極めて切実に合意を求めている」と述べ、対イラン外交において主導権を握っていることを強調した。
今回の交渉局面が以前と異なる理由を問われたトランプ氏は、「数日前のことだが、戦争の世界では非常に長い時間だ」と回答。直近の軍事衝突を経て、戦況および交渉環境が急速に変化したとの認識を示した。
また、トランプ氏はイランの軍事能力が事実上壊滅状態にあるとの持論を再確認した。同氏は、米軍がイランの海軍、空軍、およびミサイル能力を破壊したことに言及し、「我々が勝利したと考えている。仮に我々が今すぐ撤退したとしても、イランが再建するには20年はかかるだろう」と評価した。
交渉の進展状況については「非常に良好だ」と自信をのぞかせた。トランプ氏は「過去24時間以内にイラン側と極めて良好な対話を行った。合意に達する可能性は高い」と明かしている。
一方で、イラン側の交渉姿勢に対する警戒も解いていない。トランプ氏は「以前も良好な対話を行ったが、翌日には何事もなかったかのように振る舞われたことがある。彼らは非常にプライドが高い」と指摘。「彼らほどプライドが高い人々は他にいない」と述べ、合意の最終的な成否については予단을許さないとの考えも示した。
核放棄を前提とした新協定へ
トランプ氏の今回の発言は、イランが核兵器開発を完全に断念することを合意の絶対条件として突きつけたものだ。中東における軍事緊張が緩和に向かうとの期待が高まる一方で、トランプ政権が求める「完全な核放棄」をイラン側がどこまで受け入れるか、今後の具体的な交渉過程が焦点となる。

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