グーグル中国再参入?バイドゥ「勝つ準備はできている」

グーグル中国再参入?バイドゥ「勝つ準備はできている」
中国本土への復帰を狙っているグーグルに対し、中国検索エンジンの最大手バイドゥ(百度)が自信を示した。
バイドゥの最高経営責任者(CEO)であるロビン・リー氏は7日(現地時間)、自身のSNSに「グーグル(Google)が中国に再参入しても競争で勝つ準備はできている」と投稿した。また「両社が対決を繰り広げる場合、バイドゥが再び勝つだろう」とし、「(グローバル競争でも)現在、中国企業の能力も高く、自信も持っている」と付け加えた。
グーグルは2010年、中国政府の検閲強化に反発し、中国から撤退した。しかし、中国の検閲規制に合わせた検索エンジンとクラウドのサービスを開発し、中国再参入を計画しているというニュースが報道された。同報道の影響でバイドゥの株価は7.7%も急落した。マスコミなどでは、株式市場の警戒感が高まることを懸念したバイドゥのCEOが急いで鎮火に乗り出したと見ている。