韓国、ホルムズに海軍派遣決定…駆逐艦1隻の独自活動

写真は海賊鎮圧訓練を行っている韓国海軍の姿。大韓民国海軍が提供。

韓国政府がホルムズ海峡に海軍を派遣することを決定した。ただ米軍主導の有志連合には加わらず、独自派遣の形を取っている。派遣決定による国内の反発を最大限に抑えたいという姿勢がみられる。

韓国国防部は21日、「国民の安全と船舶の自由航行を保護するため、清海(チョンヘ)部隊の活動地域を一時的に拡大することを決定した」と明らかにした。「清海部隊」は2009年にソマリア沖の海賊の襲撃から自国船舶を護衛するために編成された部隊。現在はアデン湾を中心に活動しているが、今回の決定によってその作戦範囲がオマーン湾、ペルシャ湾の一帯まで拡大される。

清海部隊は派遣地域で独自に作戦を遂行するが、必要な場合には米国が主導する国際海洋安全保障構想(IMSC)と協力する予定だ。

中東地域は、約2万5000人の韓国民が居住しており、ホルムズ海峡は韓国原油輸送の70%以上を占める戦略的な要衝地。国防部は「今回の決定により、中東地域一帯で韓国国民と船舶の安全を確保する一方、航行の自由を保護するための国際社会の努力にも貢献できると期待している」と明らかにした。

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