韓国大邱市、新規感染者が初めて“ゼロ”に…最初の患者以降52日ぶり

韓国で最も多い新型コロナウイルス感染者が発生していた大邱市で、新規感染者数が初めてゼロとなった。
大邱市と韓国疾病予防管理局の10日の発表によると、同地域で新たな感染者は9日には報告されなかった。去る2月18日に最初の感染者が発生した以来初めて。
大邱市の新規感染者は、2月29日に741人でピークに達した後、減少の流れが続いた。以後3月初めまで、一日に300人から500人の感染者が報告された。特に今月に入っては急減し、1日には20人、2日には21人、3日には9人、4日には27人、5日には7人、6日には13人、7日には13人、8日には9人、9日には4人などの明確な減少傾向が現れた。
韓国全体の感染者数は10日現時点で累計1万0450人で、このうち60%を超える6807人が大邱市に集中している。
大邱市は2次大流行の可能性については警戒しながらも「これまで各界が防疫対策に協力し、市民一人ひとりが社会的距離と衛生規則を遵守したことによる貴重な結果」と述べた。
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