コカ・コーラがコスタを買収した理由は?事業拡大に乗り出す大手食品メーカー

コカ・コーラがコスタを買収した理由は?事業拡大に乗り出す大手食品メーカー

世界の大手食品メーカーらの事業領域に大きな変化が起きている。急変している消費者の好みに合わせるため、既存の事業から新分野への進出に力を入れている様子だ。

コカ・コーラは先月31日、英コーヒーチェーン大手コスタコーヒーの買収計画を発表した。買収金額は39億ポンド(約50億ドル)。すでにコーヒーチェーン市場はスターバックスやネスレ、JABホールディングスなどが高いマーケットシェアを占めており、激しい競争が予想される。

同紙は「コカ・コーラのコスタコーヒー買収は‟完全なる飲料メーカー”になるためで、肥満を誘発する糖分を多く含む飲料中心から抜け出すための試みの一環」と、コカ・コーラのコスタコーヒー買収を分析した。

実際にネスレやJABに比べコーヒーチェーン市場に遅れて進出したとの指摘について、コカ・コーラの最高経営責任者(CEO)ジェームズ・クインシー氏は「コーヒーは世界一速い成長部門。逃すわけにはいけない」と述べた。海外専門家らも「コスタの買収はコカ・コーラの創業以来最も大きな戦略的変化だ」と評価している。

新事業に領域を拡大するのはコカ・コーラだけではない。コカ・コーラのライバルであるペプシコーラもすでに炭酸水製造機器メーカーの「ソーダストリーム」を32億ドルで買収したと発表している。また、ビール世界最大手アンバイザー・ブッシュ・インベブはノンアルコール飲料事業への参入を検討していると伝えられている。

フィナンシャル・タイムズは、「大手食品メーカーらの買収ブームは、より新鮮で健康な製品に対する消費者の需要に合わせるためだ」と報じた。

資産調査会社バーンスタインのアナリスト、アリー・ディバズ氏は「最近の企業は『変化』にとらわれている。今後更なる予想外の合併があるだろう」と予想した。

翻訳:尹怡景
info@fnnews.jp

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