ソニーグループは12月19日、KADOKAWAとの戦略的資本業務提携を締結したことを発表した。KADOKAWAが2025年1月7日に予定している第三者割当増資により、ソニーは約500億円を投じてKADOKAWAの新株式1205万4100株を取得することで合意。これにより、既に保有している株式とあわせて、KADOKAWA株式の約10％を保有する筆頭株主となる。
この提携により、両社は保有するIP（知的財産）の価値をグローバルで最大化するための協力体制を強化する。具体的には、コンテンツ分野での共同出資、新たなクリエイターの発掘、IPのメディアミックス展開の推進など、幅広く踏み込んだ協業を進めていく方針を示している。
ソニーとKADOKAWAは、これまでにもゲーム、アニメ、出版といった多岐にわたるコンテンツ領域での連携実績を持つ。今回の提携は、両社のシナジーをさらに強化し、エンターテインメント業界における競争力向上を目指す戦略の一環と位置づけられる。
ソニーグループとKADOKAWAの資本業務提携、新たなエンタテインメントの世界へ？とは！？
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