ブロックチェーン分野でも「ユダヤ人の革新」

ブロックチェーン分野でも「ユダヤ人の革新」

-ブロックチェーン企業「Orbs」、イーサリアムの短所を補うプラットフォーム発売を控えて注目
-グラウンドX、韓国と生み出すシナジー効果に期待

原子爆弾や遺伝工学の礎を築き、パソコン使用者の必需品USBやインターネット世界最大手のGoogleに至るまで、世の革新を主導してきたユダヤ人。彼らがブロックチェーン分野においても影響力を持ち始めている。

特にスタートアップ(創業初期企業)大国とも言われるイスラエル出身のブロックチェーン企業「Orbs」は、世界が注目する存在として浮上している。ブロックチェーン基盤のサービスを誰でも簡単に作ることができるプラットフォームを開発しており、プロジェクトに対する投資から技術開発までブロックチェーンの生態系全般に多大なる影響を及ぼしている。

■イーサリアムを補完するハイブリッドブロックチェーンを発表した「Orbs」
関連業界によると、イスラエルのブロックチェーン企業Orbsは、イーサリアムよりも強力なセキュリティ性や速度、合理的な料金体系など開発会社が望む部分の技術導入ができるプラットフォームを中心に、分散型アプリケーション(DApp) 開発者らの関心を集めているという。

Orbsはハイブリッドなブロックチェーンプラットフォームを開発する会社だ。最も大衆性のあるブロックチェーン、イーサリアムに対し別途チェーンを繋げる方式だ。イーサリアムの持つ長所とOrbsブロックチェーンの長所を併せて享受できるのがメリット。

Orbsの関係者は「Orbsはイーサリアムと異なる全く別のプラットフォームではなく、イーサリアムのデメリットを解消することができる補完的プラットフォーム。年内には、誰でも活用できる初期バージョンのメインネットを発売し、気軽にDAppを開発できる環境を提供する」と強調した。

Orbsの系列会社であるHexa Labsは、ブロックチェーンプロジェクトのコンサルティング事業でも知られる。第2四半期、新規仮想通貨公開(ICO)により最も多くの資金を集めたプロジェクトとして有名なPumapay(1億1700万ドル)は、Hexa Labsからコンサルティングを受けた。このほかにも「Kik」 や「Zodiac」なども担当している。

Orbsは最近、韓国との結びつきを継続して強めており注目だ。初の海外事業所を韓国に開設し、韓国企業や自治体との協力体制を拡大している。

■グラウンドX、韓国自治体との提携発表
Orbsは先立ってカカオのブロックチェーン系列会社であるグラウンドXと業務協定(MOU)を結び、△ブロックチェーンプラットフォームに対するコード開発、セキュリティ監修など技術協力 △両社で開催されるハッカソンへ技術パートナーとして参加 △事業開発支援及び協力 △リサーチ論文の共同発行のような面において提携を行うとした。

Orbsは韓国・慶尚北道とも業務協約を締結し、道内にブロックチェーンアカデミーを開設。自国の専門家を派遣して教育を行うことになっている。また、卒業生の一部を直接雇用する計画もあるという。

業界は前述のようなOrbsの動向に注目している。イスラエルは既にスタートアップ大国として定着した。過去の創業企業数は6000を超え、毎年500以上のスタートアップが登場する国家である。

とりわけ、第4次産業革命を代表する自動運転システム分野において頭角を現している企業が多い。インテルが2017年に買収したMobileyeがその代表的存在だ。

世界中に拡大したユダヤ人のネットワークも、イスラエルの強みであると言える。

翻訳者:M.I
info@fnnews.jp

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