中国、「貿易交渉再開は米意志にかかっている」

中国、「貿易交渉再開は米意志にかかっている」
米国と中国の貿易戦争が全面的に拡大されているなか、中国政府は25日、「両国の交渉再開の可否は米国の意志にかかっている」と語った。
中国商務省の王受文商務次官は同日の記者会見で「いつ米中の高官級貿易交渉が再開されるかは、完全に米国の意志にかかっている」と述べた。また、「今、米国がこのように大きな規模の貿易制限措置を取ったのは、ナイフを中国の首に突き付けると同様」とし「このような状況で交渉がどうやって進められるのか」と強調した。
これに先立ち、ムニューシン米財務長官と中国の劉鶴副首相は9月27~28日にワシントンで交渉を再開する予定だったが、米政府が2000億ドル規模の中国製品に対する関税賦課を強行し、交渉が取り消しとなった。中国は米国の一方的な貿易形態を批判しながらも、米中経済協力の不可避性を強調し、「両国間の対話で問題を解決しよう」という立場を堅持している。
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