バフェット氏、中国EV投資で10年間収益が8倍
バフェット氏、中国EV投資で10年間収益が8倍
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットが10年前に中国の電気自動車メーカーに投資し、約8倍の利益を得たことが分かった。
ブルームバーグ通信などによると、バフェットが率いる世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイは2008年9月、香港株式市場に上場された大手電気自動車(EV)メーカーの中国・比亜迪(BYD)の株2億2500万株を2億3200万ドル(約260億円)で買い取った。バークシャー・ハサウェイが保有中の同株式は10年後の今月26日基準で16億ドル(約1800億円)を記録中だ。
ブルームバーグ通信は「バフェット氏のBYDへの投資はテスラが上場する2年前にしたもので、彼の海外投資の中で最も成功した事例となった」と伝えた。
携帯電話用の電池メーカーとして出発したBYDは電気自動車とモノレール列車を生産するメーカーとして成長した。BYDは声明で「バフェット氏の果敢な投資で過去10年間急激に成長することができた」と、バフェット氏に感謝の意を伝えた。
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