EU、フェイスブックに16億ドル罰金検討
EU、フェイスブックに16億ドル罰金検討
ウォール・ストリート・ジャーナルは先月30日、「フェイスブックが個人情報の侵害問題で欧州連合(EU)の監視機構に罰金16億3000億ドル(約1800億円)を支払わなければならないと見られる」と報じた。
EUでフェイスブックの個人情報規制を担当するアイルランドのデータ保護委員会(DPC)は、先月28日に発生したハッキング被害に対する規模を含む情報をフェイスブックに提供することを要求した。記事によると、DPCはハッキングで会員5000万人以上の情報が流出された問題と関連して「フェイスブックは被害状況などをまだ把握していない」と指摘しつつ、「EU加盟国の市民の情報も流出されたのか」について情報提供を要求した。
これに先立って先月28日、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、「今回のハッキング問題を真剣に受け止めており、被害状況など詳細なことを把握中だ」と述べた。
しかしウォール・ストリート・ジャーナルは、「これまでセキュリティの問題で叱責を受けてきたフェイスブックが今回のハッキング被害で再び信頼に打撃を被ることになった」とし「セキュリティ強化のために十分な投資をしたのか、当局が調査するとみられる」と伝えた。
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