共同警備区域の非武装化が完了…北朝鮮側への観光は来月から
韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店。/WIKIMEDIA COMMONS(Henrik Ishihara Globaljuggler)
共同警備区域の非武装化が完了…北朝鮮側への観光は来月から
韓国と北朝鮮の軍事当局と国連軍司令部は25日、板門店の共同警備区域(JSA)内のすべての火器と弾薬、兵力を撤収したと発表した。発表によると、二日間の共同検証を経って28日から南北の軍人が共同で板門店の警備を務める。
共同警備区域の非武装化で一般人の観光も可能になる。これまでは共同警備区域で観光が可能な区域は軍事境界線の南側の韓国領土に限られたが、来月中には軍事境界線を越えて北朝鮮側に行くことも可能になる。
共同警備区域の警備は南北がそれぞれ35人の軍人を派遣し、共同で警備する。ただ、自国民の越境を防ぐため、北朝鮮側には韓国軍の監視所を、韓国側には北朝鮮軍の監視所を建てることにした。