米国とイランの代表団がパキスタンの首都イスラマバードで行った対面協議の初日が12日未明に終了した。戦闘終結に向けて11日に開始された協議は断続的に14時間以上続いたが、最大の焦点となるホルムズ海峡の扱いを巡り、双方の立場の隔たりは埋まらなかった。
イラン側は、自国が事実上封鎖するホルムズ海峡について、協議継続のための共通枠組みが成立するまで現状を維持する姿勢を崩していない。一方、米国は海峡の即時開放を強く要求しており、交渉の行方を左右する核心論点となっている。
イランメディアは、今回の対面協議が戦闘終結に向けた枠組み策定の「最後の機会」となる可能性を指摘しており、2日目の協議の重要性は一段と高まっている。ただ、初日の結果を見る限り、双方の溝は依然として深く、具体的な合意に至る見通しは立っていない。
こうした中、ドナルド・トランプ大統領は11日、ホワイトハウスで記者団に対し「非常に突っ込んだ交渉をしている」と強調した。その上で「イランと合意するかどうかは私には関係ない。勝ったからだ」と述べ、強硬な姿勢を示した。
中東の要衝であるホルムズ海峡の航行問題は、エネルギー供給や国際経済に直結するだけに、協議の帰結は各国の安全保障と市場動向にも大きな影響を及ぼす可能性がある。2日目の協議で打開の糸口が見いだせるかが焦点となる。

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