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ビットコインが暴落、市場不安煽る分裂…BCHSVは投資危険コインに

ビットコインが暴落、市場不安煽る分裂…BCHSVは投資危険コインに
仮想通貨が全面安の展開となっている。20日の仮想通貨相場は殆どのコインが10%以上下落して取引されている。特にビットコインは5000ドルを割り込み、4800ドル台で推移している。ビットコインの価額が5000ドルを下回ったのは昨年10月以来だ。
仮想通貨情報サイト「コインマーケットキャップ」によると、同日午前10時30分時点でビットコインは24時間比12.51%安の4894ドルで取引されている。リップルとイーサリアムもそれぞれ3.08%と14.89%下落した。先週ハードフォークを断行したビットコインキャッシュは40%も暴落し232ドルで推移している。
海外メディアによると、暴落の原因はビットコインキャッシュのハードフォーク(分裂)。専門家らはハードフォークで「ビットコインキャッシュABC」(BCHABC)と「ビットコインキャッシュSV」(BCHSV)の陣営に分離・対立したことが、特別な好材料がない仮想通貨市場で投資家の心理を大きく萎縮させたと分析している。
一方、BCHSVを投資危険コインに指定して投資家に注意を呼び掛ける動きが見え、注目を集めている。米仮想通貨取引所のクラーケンは19日、BCHSVを危険投資群に分類した。クラーケンはビットコインキャッシュのハードフォーク以降、BCHABCとBCHSVへの支援意思を明らかにしたが、今回BCHSVについて、採掘の不透明性、ウォレットサポートの制限、外部の敵対的性向などを理由を挙げながら投資リスク群に分類した。