ビットコイン、３５００ドルが強力な抵抗線に

ビットコインの値動きが３４００ドル台にとどまっている。以前強力な支持線となっていた３５００ドルラインが厚い抵抗線になっている模様だ。

コインマーケットキャップによると、ビットコインの価額は２日午前１１時３０分時点で過去２４時間比１.１２％高の３４８３ドル前後で推移している。
ビットコインの上昇に他のコインの価額も上昇の動き。時価総額２位のリップルは２.０４％高の０.３０８ドル、時価総額３位のイーサリアムは１.９７％高の１０７ドルで取引されるなど、主要コインは１～６％の上げ幅を記録中だ。

ビットコインはここ３日間、３４００ドル台で動いている。一時３４０１ドルまで下がる場面もあったが、３４００ドルラインが新たな支持線となり、少しずつ安定感を取り戻している。しかし海外メディアは、近い内に３５００ドルを突破する強力な上昇勢が現れないと３０００ドル以下に下落する可能性が高いと予想している。

仮想通貨専門メディアCCNは「低い流動性と出来高の影響で、ビットコインの価格が売り圧力がなくても急落することができる。そのため、３３００〜３４００ドルの価額台を維持することが重要だ」と伝えている。

希望的な予想も出ている。仮想通貨専門メディアTNWは「現在、弱気相場の最終段階にあると予測されている。これは、景気の上昇転換を予想する買い集めが近い内に開始されることを意味する」と報じた。

一方、これまで仮想通貨市場は何度も弱気相場を経験してきたが、最も長たっか弱気相場期間は２０１３年１１月から２０１５年１月の４１１日。当時ビットコインの価額は同期間中に１１００ドルから２００ドルまで下落した。

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