韓国裁判所、李明博前大統領の保釈許可…拘束してから349日ぶりに釈放

韓国裁判所、李明博前大統領の保釈許可…拘束してから349日ぶりに釈放
韓国裁判所は、賄賂・横領などの容疑で起訴され懲役15年を宣告された李明博(イ・ミョンバク、78歳)前大統領の保釈要求を認めた。昨年3月22日に拘束された李前大統領は349日ぶりに釈放することになる。
ソウル高裁は6日、李前大統領が求めた保釈を許可すると伝えた。李前大統領は今年1月29日に、高齢で睡眠時無呼吸などによる突然死の可能性があり、不拘束状態で裁判に対応させることを裁判所に求めた。
検察側は健康状態が釈放されて治療を受けるほどの緊急ではないと保釈の却下を主張したが、裁判所は条件付きで保釈を許可した。
保釈金は10億ウォン(約1億円)で、”住居は自宅に制限”、”接見・通信の対象は家族や弁護士のみ”などの条件が付いた。