S&P、韓国成長率見通しを下方修正… 2.5%から2.4%に

S&P、韓国成長率見通しを下方修正… 2.5%から2.4%に
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が今年の韓国の国内総生産(GDP)基準の成長率見通しを従来の2.5%から2.4%に0.1%ポイント下方修正した。S&Pは3日、アジア・太平洋分期展望報告書を発表し、このような見通しを提示した。
S&Pは韓国経済について「電子分野の不振や米国の貿易拡張法232条の影響をめぐる不確実性などで対外需要が全般的に減るとみられる」と展望。また「企業の構造調整と労働市場の不振などで内需も強くない」とし「このような要素によって韓国のインフレーションは目標値を相当下回るとみられる」と付け加えた。
韓国銀行の金利政策と関連しては「緩和的性向を維持する可能性があるため、今年、潜在的に金利を一度引き下げる可能性がある」と見通した。
S&Pは同日、アジア・太平洋地域の成長率見通しも従来の5.3%から5.2%に下方修正した。