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仮想通貨テゾス(Tezos)の共同創業者キャスリーン氏、10日に韓国訪問

【写真】「テゾス(Tezos)」の共同創業者キャスリーン・ブライトマン氏が韓国を訪問する。/写真提供 テゾス・コリア
仮想通貨テゾス(Tezos)の共同創業者キャスリーン氏、10日に韓国訪問
昨年新規仮想通貨公開(ICO)によって資金2億3200万ドルを調達した大型ブロックチェーン・プロジェクト「テゾス(Tezos)」の共同創業者キャスリーン・ブライトマン氏が韓国を訪問する。
テゾス・コリアは7日、「テゾスの共同創業者であるキャスリーン氏が10日に韓国を訪れる。キャスリーン氏は“テゾス韓国コミュニティ”の創立式に参加。またサムスン電子の役員向け講演会でテゾスについて発表を行う予定だ」と明らかにした。
テゾスはテレグラムがICOで20億ドルの資金調達を記録する前までは、史上最大規模のICOに成功したブロックチェーン・プロジェクト。ブロックチェーンの分岐(ハードフォーク)を避けるためのオンチェーン・ガバナンスと、トークン保有者らの投票によってプロトコルをアップグレードできる「自己修正型(self-amending)」が特徴だ。最近は仮想通貨長者であるウィンクルボス兄弟が投資に参加したことが伝えられ、さらに注目を集めている。
発表によると、キャスリーン氏は10日午前に韓国・水原のサムスン電子を訪問し、役員のみが参加可能な内部コンファレンスでテゾスについて発表する予定。キャスリーン氏の夫でテゾスの共同創業者でもあるアーサー・ブライトマン氏も今年4月に同コンファレンスでテゾスを紹介している。また、キャスリーン氏は同日午後にソウル・江南メリー・ガーデンで開催される「テゾス・韓国コミュニティ」の創立式にも参加する。キャスリーン氏は同イベント場で参加者との質疑応答など韓国コミュニティと交流する予定だ。このイベントにはテゾス日本財団、テゾス中国コミュニティからも参加する。
キャスリーン氏はテゾスを開発する前に、70社以上の金融会社やブロックチェーン・コンソーシアム「R3」のチーフ・ストラテジストだった。また、コンサルティング大手のアクセンチュアや世界的な大手メディアウォール・ストリート・ジャーナルで勤務した経歴がある。
翻訳:尹怡景