「米国経済は今年3%成長」

「米国経済は今年3%成長」  ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが予想

米国経済が期待以上の成長率と雇用率を見せる中、世界的な投資銀行が今年の米国経済成長率を上方修正した。

米経済専門テレビ局CNBCは6日、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが今年の米国経済成長率の予測を米政府の予測値と同じ、3%以上に上方修正したと報じた。

但し、両社ともに米経済成長の流れは長くは続かないと見ている。報道によると、米国経済成長率は来年以降、グローバル金融危機による景気沈滞が公式に終了した、2009年6月以降の年平均成長率2%台に戻る可能性もある。米国政府の減税策など、景気刺激策の効果が次第に弱まるためだ。

ゴールドマン・サックスは昨年11月まで、今年の米国経済を2.5%の成長と予測していたが、これを3.15%に、来年度の成長率は当初の1.75%から2%に上方修正した。また失業率が2020年には3%と、1953年以降の最低水準まで下がると分析した。

貿易戦争による被害は限られると見ている。ゴールドマン・サックスのチーフ・エコノミスト、ヤン・ハチウス氏は顧客に宛てたノート(報告書)で、「米国の関税付加によって引き起こされた貿易戦争は、長期的には間違いなくネガティブな事かもしれないが、短期的にはポジティブな結果をもたらすだろう」と楽観している。

モルガン・スタンレーも今年の米国国内総生産(GDP)を当初の2.5%から上方修正し、3%の成長と見ている。モルガン・スタンレーのエコノミスト、エレン・ゼントナー氏は、「第2四半期の米国GDPは国内経済活動が期待以上の活発さを見せており、同期間の米国の貯蓄率が3%から7%に上昇した事も今後の更なる成長の可能性を見せている」と説明した。

また今月7日に発表された非農業部門の就業者数は15万7000人で予測値には及ばなかったものの、5~6月に5万9000人の雇用が増えて再調整された点に注目し、「高賃金部門での雇用が増えつつあり、長く続いていた賃金上昇の不振を解消する援軍となるだろう」と語った。

ハチウス氏とゼントナー氏はともに、米国経済が上げ潮ムードであるため、米国連邦準備制度の通貨政策は緩和や引締めではなく、中立的な金利水準を保つと予想した。

特にハチウス氏は、「連邦準備制度が12月の連邦公開市場委員会(FOMC)会議で、金利引き上げを保留すると一部の専門家らは見ているが、引き上げを決定するだろう」と明らかにした。

翻訳︰水野卓

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