日常に根付く仮想通貨決済

【写真】フューズX(FuzeX)が開発中の仮想通貨決済カードが今年度の第3四半期中に公開される予定だ。

日常に根付く仮想通貨決済

-仮想通貨決済「コインダック(COINDUCK)」 食料品、衣類、ガソリンスタンドなど韓国国内500ヶ所以上に加盟店確保
‐イオスやビッサムキャッシュ‘準備中’ 価格変動が依然として課題

「仮想通貨で支払います」

最近、裁判所が仮想通貨を財産として認める判決を下し、仮想通貨の機能を公式に認定した。そんな中、仮想通貨を品物やサービスと交換する実際の通貨のように利用しようという動きも急速に広がっている。未だに激しい価格変動など解決しなければならない問題も残されてはいるものの、既にいくつかの企業が加盟店を確保し、仮想通貨決済サービスを始めている。仮想通貨決済がクレジットカードのようにオンライン決済のみならず、オフライン決済でも利用出来るかに関心が集まっている。

関連業界によれば、年初から仮想通貨を利用した決済サービスが続々と登場し、仮想通貨で実際に品物を購入したり、サービスの提供を受けたりする商店が増えている。仮想通貨決済の始まりは2010年に遡る。米国に住むあるビットコイン所有者が、ピザ2枚を注文してくれれば、1万ビットコインを贈るという提案をしたのだ。提案をしてから4日目になる2010年5月22日、この提案者はピザを受け取った。これは仮想通貨を利用した最初の物品取引だ。

■飲食店やカクテルバーでの決済はもちろん、電子商取引でも仮想通貨決済導入へ
8年が過ぎた現在、仮想通貨決済は韓国国内のあちこちで可能になった。ブロックチェーン・カンパニービルダー、チェーンパートナースのコインダック(COINDUCK)はオン・オフラインの仮想通貨決済サービスだ。今年1月4日に始まったこのサービスは既に韓国国内500ヶ所以上の加盟店を確保している。飲食店や衣料品店、カクテルバーやガソリンスタンドなど様々な分野の加盟店がコインダックと提携している。

加盟店数は引き続き増加する見通しで、使用出来る仮想通貨の種類も拡大している。5月1日には新規に登場したブロックチェーン・プラットフォーム「イオス」の仮想通貨「イオス(EOS)」を決済通貨として提供すると明らかにした。

コインダック以外にも仮想通貨を決済手段として活用しようという試みは続いている。仮想通貨取引所ビッサムの「ビッサムキャッシュ(Bithumb Cash)」は仮想通貨を利用してオフラインの売り場でも決済出来るようにしている。既に一部の加盟店は試験サービスの形でビッサムキャッシュ決済を提供している。

また韓国を代表するショッピングモールの「ウィメプ」と宿泊予約アプリケーションの「ヨギオッテ」はビッサムと提携し、仮想通貨決済サービスを導入する予定だと明らかにしている。ビッサムの関係者は「年内に仮想通貨決済加盟店を韓国国内で8000ヶ所以上に増やしていく計画だ」と説明した。

■第3四半期中にクレジットカードに仮想通貨決済機能が組み込まれる事も
最初からクレジットカードに仮想通貨決済機能を組み込もうという企業もある。フューズX(FuzeX)は第3四半期中に仮想通貨カードをグローバル市場に公開する計画だ。この仮想通貨カードの特徴はQRコードと為替レートのように仮想通貨の情報をリアルタイムで表示する電子ペーパー・ディスプレイが搭載されたことだ。

利用者は自身が保有する仮想通貨と為替レートをこのディスプレイでリアルタイムに確認し、決済する仮想通貨を選ぶことが出来る。

業界のある専門家は「仮想通貨のオフライン決済は2013年の100億ウォン水準から昨年の2000億ウォン超の水準まで急増している」とし、「但し仮想通貨の激しい価格変動は仮想通貨決済の足を引っ張っているだけに、この価格変動を最小化できる方法を見出すことができれば仮想通貨決済がより広く利用されるだろう」と話した。

翻訳:水野卓

 

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